オンラインゲームは今や時代を代表するエンターテインメント。誰もが気軽に始められてそして手軽に遊べる、もはや生活に密着した遊び空間です。ですがこの世界、あまりにも面白くて、中にはゲームに夢中になってしまう人というのが存在します。一度始めるとやめられなくなって、文字通りゲーム中毒になってしまう人がいるのです。
最近ではゲームにのめり込んでしまう人をゲーム廃人、なんて揶揄したりもしますが、そういった状況になってしまうとリアルの生活が疎かになり、社会的、経済的に大きくマイナスの影響を与えてしまいます。そして際限なくゲームに時間を費やしてしまうことで、気づかないうちに問題行動を起こしてしまう可能性もあります。
ゲームの虜になってしまう、これは誰にでも起こりうる事です。余裕を持って楽しんでプレイしているうちはいいのですが、普段の生活が乱れてしまう程、ゲーム中心の毎日を送るようでは到底健全とはいえません。泥沼に陥る前に問題に対処し、きちんとリスクを知った上でゲーム、そしてギャンブルを行うことが大事です。
ギャンブル依存症かどうかを判断することはそれほど難しいことではありません。簡単なアンケートに正直にお答えいただければすぐにわかります。そしてゲーミングに関する潜在的な問題に対処することができます。
以上の10項目が問題を発見するために役立つチェック項目となります。このリストを見ると、こんなんでわかるの?と感じる方もおられるかもしれませんが、実際、早期に問題解決するための参考資料として有効です。チェックするときはカッコつけず、ありのままを正直に答えるようにしましょう。
歯磨きをすることで虫歯のリスクを減らすことができるのと同じように、健康的な習慣を身につけることで依存症になりにくくすることは可能です。具体的で簡単なルールを念頭に置いてゲームを始めることで、健康を害したりリスクを負うことなく適度なペースでプレイすることができるようになります。それでは健全にゲームを楽しむための方法をご紹介しましょう。
入金の限度額を設定することで資金をコントロールすることができます。毎月の入金額に制限を設けるようにしてください。そうすればいつも自分がいくら使うかを管理することができます。
予算を立てるのもお金の使い方を考えるのにものすごく役立ちます。予算が決まっていれば、できるだけお金を上手く使うように工夫して遊ぶようにもなります。
ギャンブルをやめたいけどやめられないという人のために、一部のカジノでは自己規制プログラムを設けており、6ヶ月から60ヶ月の間アカウントを使うことを禁じられたり、ギャンブルサイトの閲覧などを一定期間禁止されたりという処置が取られます。
ちょっとゲーム時間が長すぎたかな?と思ったら休憩を取りましょう。意識的にプレイ時間を自分でコントロールするようにしてください。
オートプレイ機能を利用しすぎて、AFK(キーボードから離れてプレイすること)になってしまう人もいます。ゲームを楽しむ最善の方法は時間を有効に使うことです。ダラダラとプレイをせずに、メリハリをつけて遊ぶようにしましょう。
繰り返しになりますが、ギャンブルにいくら使えるかを把握しておくことは重要です。外に出かける、新しい服を買う、ゲームに課金するなど、どこでどれだけのお金を使うかを考えてください。ギャンブルに費やす金額はそれを超えていますか?もしそうなら、少し減らした方がいいかもしれません。
もし何か問題があることに気付いてもパニックになる必要はありません。何らかのアドバイスや支援が得られますのでご安心ください。恥ずかしいとかめんどくさいとか思わなくて大丈夫。必ず問題は解決に導かれます。
電話のホットラインはたくさんあります。匿名で相談に乗ってくれて、悩みを聞いたりアドバイスしたりとしっかりとサポートしてくれます。誰かに話すことで問題が整理されて解決されることも多いです。内容は秘密にしてもらえるので遠慮なく電話すると良いでしょう。
サポートグループの利用は自分が一人ではないということを知るだけでなく、精神的な援助を得ることができるので非常に気持ちが楽になります。同じような境遇の人たちと目標を見つけてそれに向かうことで、徐々に問題が解決されていくことでしょう。誰でも依存症になる可能性はあります。しかし自分の感情をうまくコントロールできるようになると、執着しにくくなり、問題にならなくなります。
他人を助けていると依存症になりにくいです。他人の世話をしなくちゃいけないという責任感が「依存症」というもの自体から遠ざけてくれます。母親であることや父親であること、誰かに必要とされる立場など、他人を助けることの方がはるかにやりがいがあるので、ギャンブル依存症になる可能性が低くなります。
勇気を持って最初の一歩を踏み出すことが大事です。ギャンブルに関係すると思われる問題が見られた場合は、すぐに支援を求めるようにしましょう。